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クラウドバックアップとデータセンターの違いとは?それぞれのメリットをご紹介

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企業にとって保有しているデータは資産の一つであり、データを守るためのバックアップ体制の構築が不可欠です。大量のデータの安全な保存には、手間とコストがかかるため、クラウドバックアップの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クラウドバックアップの必要性やメリット、企業・法人向けと個人向けの代表的な製品・サービス6選をご紹介します。加えて、クラウドバックアップとデータセンターの違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

クラウドバックアップとは?なぜ必要?

クラウドバックアップとは、データをクラウド上に複製して保管する方法です。データの誤削除やシステムのダメージ時に、簡単に復元できます。企業活動を持続していくためには、ファイル資料・アプリケーション・ユーザーアカウント・ユーザー設定など、OSを含むシステム全体のデータ保護が必要です。

従来のバックアップでは、データを社内サーバーや外付けハードディスクに複製する形式がとられていました。対してクラウドバックアップは、処理の容易さや、デバイスの故障のリスクなしでデータを復元可能なことから、注目度が高まっています。

クラウドバックアップの種類

クラウドバックアップの種類

クラウドバックアップは、大きく3つのタイプに分けられます。

・イメージバックアップタイプ: システム全体をバックアップする
・ファイルバックアップタイプ: ファイル単位でバックアップする
・ファイルストレージタイプ: クラウドストレージを併用する

イメージバックアップタイプのメリットは、迅速な復旧やコスト削減が叶う点です。ただし、バックアップに時間がかかることや、データ損失リスクのデメリットがあります。ファイルバックアップタイプは、時間と容量の節約に有効です。デメリットとして、復旧に時間がかかることがあげられます。ファイルストレージタイプは、比較的低コストで自動バックアップが可能である反面、ストレージ容量に制限があるケースが多いため、使用量に応じて有料版を検討する必要があります。

クラウドバックアップを導入・実施するメリット

クラウドバックアップを導入・実施するメリット

企業としてクラウドバックアップを導入・実施することには、多くのメリットがあります。その中から、5つのメリットをご紹介します。

クラウドストレージをバックアップとして使用できる

クラウドストレージとは、ファイルをクラウド上に保存・共有するサービスです。例として、Google DriveやiCloudがあげられます。本人のみがファイル書き換えを行えるよう設定することで、バックアップとしても使用できます。ただし、複数の利用者間で使用する場合は、ファイル書き換え可能な人物を限定するなどの対策が必要です。

自動バックアップなど簡単な操作でバックアップが可能

クラウドバックアップは、インターネット接続環境さえあればバックアップが可能です。自動でバックアップが実行されるため手間がかからず、バックアップの実施忘れも起きにくくなります。

BCP対策など災害・事故のリスクに備えられる

クラウドバックアップは、BCP対策としても役立ちます。BCPとは、災害や緊急事態に備えて中核事業を維持・早期復旧する計画です。クラウドサービス運営会社は、災害に強いセンターを保有していることが多く、バックアップデータを災害や事故から保護することが可能です。

運用費用を削減できる

クラウドバックアップは、オンプレミスでのバックアップに比べて運用コストを削減できる点もメリットといえます。オンプレミスではサーバー費用と運用のための人件費がかかり、機能などを拡張する際にも時間とコストがかかります。クラウドバックアップはデータ規模が大きくなっても容易に対応可能で、料金体系も従量課金制が一般的であるため、運用コストが抑えられます。

ランサムウェア対策につながる

企業がクラウドバックアップを導入することは、ランサムウェア対策としても有効です。ランサムウェアは、データを暗号化し身代金を要求するウイルスであり、感染するとコンピュータやデータの無効化などの被害があります。ランサムウェアは同じネットワーク内のデバイスに感染しやすいため、NASや外付けHDDなどの物理的なデバイスは保護できません。

クラウドバックアップであれば、万が一に社内ネットワークが感染しても、バックアップは保護されます。

クラウドバックアップ製品・サービス6選

クラウドバックアップ製品・サービス6選

多種多様なクラウドバックアップ製品・サービスがある中で、どれを選ぶべきかお悩みの方向けに、主要なサービスを6種類ご紹介します。

【企業・法人向け】OneDrive for Business|Microsoft

【企業・法人向け】OneDrive for Business|Microsoft

引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/onedrive-for-business

OneDrive for Businessは、Microsoftが提供しているクラウドストレージです。「Microsoft365 Personal」を契約すると、追加料金なしで1TBまでのバックアップができます。単体での契約も可能で、無料プランでは5GBまでバックアップ可能です。同サービスは、Office 365と連携しているため使いやすく、セキュリティやコンプライアンス基準も満たしています。

公式サイト:OneDrive for Business

【企業・法人向け】BOX Cloud backup|株式会社 Box Japan

【企業・法人向け】BOX Cloud backup|株式会社 Box Japan

引用:https://www.box.com/ja-jp/cloud-backup

BOX Cloud backupは、米国のBox社が開発したクラウドストレージです。セキュリティを重視し、機密情報を取り扱う企業に支持されています。法人向けプランでは、ストレージ容量無制限・電子サイン・ワークフロー・ホワイトボード機能が含まれ、業務の統合管理に役立ちます。

公式サイト:BOX Cloud backup

【企業・法人向け】使えるクラウドバックアップ|使えるねっと株式会社

【企業・法人向け】使えるクラウドバックアップ|使えるねっと株式会社

引用:https://www.tsukaeru.n

使えるクラウドバックアップは、使えるねっと株式会社が提供しているセキュリティ対策用のバックアップサービスです。イメージバックアップとファイルバックアップに対応しており、高速復元が可能です。米軍も採用する高度な暗号化を使用することで、セキュリティを強化しています。また、災害時にクラウドの仮想マシンへ瞬時に切り替える「ディザスタリカバリサービス」も提供しています。セキュリティとBCPを重視する企業に適したクラウドバックアップサービスといえるでしょう。

公式サイト:使えるクラウドバックアップ

【個人向け】Google Drive|Google

引用:https://www.google.com/intl/ja_ALL/drive/

Google Driveは、Googleアカウントで15GBまで無料で利用可能なクラウドストレージです。手軽に使用できることから、個人利用におすすめです。

画像・動画・音声・ドキュメントなど多種多様なデータをバックアップできます。ファイル共有と編集機能に加え、100人までの音声・ビデオ会議も可能です。オフラインにも対応しており、インターネット接続環境以外でもデータは自動同期されます。ただし、Google PhotoやGmailとストレージが共有される点には注意しましょう。ストレージ不足時には、Google Oneにて追加購入が必要です。

使用できるデータ容量を確認し、必要なストレージ容量を選ぶことが重要です。

公式サイト:Google Drive

【個人向け】iCloud|Apple

引用:https://www.apple.com/jp/icloud/

iCloudは、Appleユーザー向けのクラウドストレージです。Apple製品を使用していれば、無料で5GBまでバックアップできます。主にiPhone・iPad・Macとの連携を前提としていますが、Windows用のiCloudを使用することでWindows PCでも利用可能です。ただし、Android OSなど他のスマートフォンでは使用できません。

公式サイト:iCloud

【個人向け】Dropbox|Dropbox

引用:https://www.dropbox.com/ja/

Dropboxは、個人事業主やフリーランスにおすすめのクラウドストレージです。ドキュメントや画像のバックアップに強く、重要書類や仕事関連のデータを安全に保存することができます。外部アプリケーションと連携可能で、ZoomやSlackなどのビジネスツールとあわせて活用できます。

公式サイト:Dropbox

クラウドバックアップを行う際の注意点

クラウドバックアップを行う際の注意点として、以下3点があげられます。

  • ハードウェアの負荷を最小限に抑え、業務効率を維持すること
  • データの重複による余分なコスト増加に気をつけること
  • 帯域の圧迫による業務効率低下に留意すること

また、クラウドバックアップの実行時には、データのセキュリティにも注意が必要です。重要なデータをクラウドに保管する場合、適切な暗号化とアクセス制御を確保しましょう。バックアップの目的にあわせて、バックアップを実行する頻度やデータ保持期間を設定することも重要です。これらの注意点を意識し、クラウドバックアップを効果的に活用しましょう。

クラウドバックアップに不安があるなら、データセンターの活用がおすすめ

クラウドバックアップに不安があるなら、データセンターの活用がおすすめ

クラウドバックアップはメリットが多い一方で、使用上の注意点もあります。クラウドによるバックアップに不安がある場合は、データセンターの活用がおすすめです。データセンターとは、企業のIT機器を運用し、安全に保管するための施設です。自社でIT機器を管理・保管する場所が限られていたり、セキュリティに不安があったりする状況では、データセンターの利用も検討すると良いでしょう。ここでは、クラウドバックアップとデータセンターの違いと、データセンターを活用するメリットについて解説します。

クラウドバックアップとデータセンターの違い

クラウドバックアップとデータセンターの違いは、提供するサービスが物理的な場所であるか、仮想的な環境であるかの違いです。
データセンターはサーバーやネットワーク機器を収容する場所を提供し、クラウドはこれらのサーバー環境を、ネットワークを通じて提供します。クラウドサービスの場合、ユーザー自身が機器を保有する必要はありません。データセンターは、ユーザー自身で機器を購入し、運用・管理する必要があります。

データセンターを活用するメリット

データセンターの主なメリットは、安定した運用環境と堅牢なセキュリティ体制が構築されており、災害対策・コスト削減につながる点です。サーバーの安定稼働に必要な環境を提供し、24時間365日の安全性を確保できます。セキュリティ面でも、高度なファイアウォール・IDS/IPS・WAFなどを備えていることが多く、社内のサーバールームでは難しいセキュリティ対策も実現できます。

データセンターを利用することで、社内のスペースを他の目的に利用でき、運用・管理コストも削減できます。

まとめ

データを重要な資産として保管・バックアップを行うことは、企業にとって重要な課題です。しかし、大量のデータを安全に保管するためには、手間やコストがかかることがあります。また、クラウドへのデータ保管に抵抗感を持つ方も少なくないでしょう。
その場合は、データセンターを活用することで、安全性や機能を確保しながらデータを管理できます。自社に適したバックアップ体制を構築するためにも、セキュリティ基準や機能をもとにバックアップ方法を検討しましょう。

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